家を守る雨樋 

今年も台風が多く発生しましたね。台風対策は万全でしょうか?台風の後は、ぱっとホームにも『台風被害の修理依頼』のお電話を多く頂きます。その中でも、みなさまは『雨樋(あまどい)』の役割について、しっかりとご存知でしょうか?戸建では特に、おうちを守ってくれる重要な役割を担っています。外回りだと中々気づきにくい部分だと思いますので、意識づけて点検をすることが重要です。

【雨樋とは】

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雨樋とは、屋根を流れる雨水を集めて地面に誘導する筒状のもので、屋根に降った雨水を一か所にまとめて排水する設備です。故障してしまうと、家の雨漏りや耐久性の低下などを引き起こしてしまいます。パーツとしては「縦とい」と「軒とい」の大きく2種類に分けられます。縦といは軒といによって集められた水を地面に下ろす役割。軒といは軒下に敷設して屋根からの水を集めて流す役割です。

【雨樋の役割】

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もしも雨樋がなかったら、雨水が屋根の軒先から外壁に直接伝わり建物を傷めてしまうことになります。雨水が一か所に集まらずに、屋根から雨水が直接地面に落ち、地面に溝を作ったり、地面からはねた泥で家がドロドロになり、地盤の軟弱化や家の基礎部分に湿気が溜まる原因になってしまいます。普段はあまり気にしない部分ですが、雨樋は暮らしの上で重要な役割をもっているのです。

【劣化】

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雨樋の異常は、雨が降っているときの雨水の流れや、雨が降った後の地面の状態などで気づくことがよくあります。 雨の音がいつもより何故か耳に付いたり今まではなかった水たまりが雨上がりにあるようになった時は、雨樋に何らかの異常が発生している恐れがありますので、リフォームの時期なのかもしれません。

【壊れる原因】

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雨樋が壊れる原因として主に挙げられるのが⓵落ち葉等のゴミの詰まり⓶経年劣化⓷雨樋傾斜⓸風や雪などの影響が考えられます。 設置環境によって左右されますが、雨樋の寿命は約20年前後といわれています。雨樋が壊れている、雨水が変なところから流れてるなど異変に気付いたら大切な家のためにも、早めの修理・交換を検討しましょう。

どのようにお家を使いたいのか、じっくり考えてみて下さい!

”やってよかった!”と思える、満足のゆくリフォームが出来るよう、是非とも参考にして頂けたらと思います。

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