キッチンのリフォームを考えたとき、天板を人工大理石にするか、ステンレスにするか迷いますよね。見た目の違いはもちろんですが、やはりポイントは『お手入れのしやすさ』でしょうか。それぞれの材質の違いによる『メリット・デメリット』を活かせるように、完成したキッチンの前に立ったことを想像しながら、ご自身の使い勝手にあった仕様にプランニングしてみてくださいね。
人工大理石ORステンレス 【ステンレスのメリット】
ステンレスは汚れがしみ込みにくく、臭いもつきにくいのでとても衛生的です。 お掃除は中性洗剤でサッとひと拭き。落ちにくい汚れはメラミンスポンジやクレンザーなどでお掃除できます。また、ステンレスのトップやシンクを選ぶ際は『エンボス加工』されているものを選ぶと、傷や汚れがつきにくいのできれいな状態を保つことができます。そして、人工大理石の天板に比べると少々お値段も安く抑えられるようです。
人工大理石ORステンレス 【ステンレスのデメリット】
一番心配されるのが、もらい錆です。一度ついてしまうときれいにするのが大変なので、鉄製品の長時間の置きっぱなしには注意が必要です。また、水アカなどは白く残ってくるので、ステンレスの天板では少々目立ってしまうことも。こまめにふき取ることが大事です。ステンレスの無機質な感じはメリットでもありデメリットでもあります。
人工大理石ORステンレス 【人工大理石のメリット】
暗くなりがちなキッチンですが、白い人工大理石のキッチンは印象をガラリと変えることができます。また、熱冷の繰り返しに強く、衝撃に強いのも特徴です。汚れや擦り傷などは磨くことでキレイにすることができます。お手入れの仕方は各メーカー様々ですが、ステンレスとほぼ変わらず、中性洗剤やメラミンスポンジなどで簡単にお掃除できます。シンクまで人工大理石のタイプではカウンターとシンクに継ぎ目ができないのでお掃除もラクラクです。
人工大理石ORステンレス 【人工大理石のデメリット】
一番心配なのが、シミです。カレーやお醤油などの汚れを長時間放置してしまうとシミになってしまう可能性があります。また、耐熱性に優れてはいますが、より長く風合いを保つためには鍋敷きを使用した方がベターです。ステンレストップに比べると、若干コストもかかってしまうようです。
どのようにお家を使いたいのか、じっくり考えてみて下さい!
”やってよかった!”と思える、満足のゆくリフォームが出来るよう、是非とも参考にして頂けたらと思います。