フローリングのリフォーム方法

ぱっとホームで非常に多くご依頼を頂いている『フローリングのリフォーム』についてのコラムです。フローリングのリフォームには、『重ね張り(上張り)』と『新規張り替え』の2種類の方法があるのをご存知でしょうか?おうちの状況に応じて、適切な施工方法をアドバイザーが判断する流れになります。では具体的にどのような場合でしょうか。ご紹介していきましょう!

【重ね張り(上張り)のメリット】

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重ね張りとは、既存のフローリングの上に新しいフローリングを文字通り重ねて張っていく工法のことです。解体工事をする必要がない為、発生するゴミが少なく、解体費や処分費を抑えることができ、その分全体の工事期間を短縮することができます。また、既存のフローリングを下地材としていかせるので床の強度UPが期待できます。そして解体工事がない分騒音を軽減することもできます。

【重ね張り(上張り)のデメリット】

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重ね張りでは既存の床の上にもう一枚床を張りますので、その分段差ができます。床が少し上がりますので、建具と床がすれてしまうことがあり、この場合、建具側の下部を少し削らなければならなくなります。また、解体をしないので当然ながらフローリングを支える下地の状態までは確認できません。築年数が経過していると床下地も悪くなっている場合がありますが、重ね張りではそのチェックができないので悪い部分があった場合には重ね張りでのリフォームはデメリットとなる可能性があります。

【新規張り替えのメリット】

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新規張り替えは、古いフローリングをはがし、新しいフローリングに張り替える工法になります。フローリングの張り替えでは下地のチェックができるので下地部分に腐食やシロアリが発生していた場合対処ができます。重ね張りではお部屋の床の高さが大きく変わると、家具が使いづらくなる、段差ができてつまずきやすくなるなど、さまざまな悪影響がありますが、張り替えは基本以前と同じ高さになりますので違和感はありません。

【新規張り替えのデメリット】

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重ね張りに比べ、費用が高く日数がかかり、騒音も重ね張りよりは響きます。現在は重ね張り工法が主流になりつつあります。ただし、新規で張り替えするか重ね張りで工法するのかプロの目で確認するのが一番ですので、悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

どのようにお家を使いたいのか、じっくり考えてみて下さい!

”やってよかった!”と思える、満足のゆくリフォームが出来るよう、是非とも参考にして頂けたらと思います。

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